お申し込み
申込期限:2023年10月10日まで(ただし用意した田んぼが埋まり次第締め切ります)
電話(075-708-8061)やFAX(075-708-8062)、メール(mytanbo●kino-eco.or.jp)(●を@に変換)での受付もしています。
体験イベントは6 月から順次開催しますが、栽培開始後もオーナーになっていただけますのでお問い合わせください。
自然栽培の田んぼのオーナーになるとできること
1畝からオーナーになれます
1畝(100㎡)単位で募集します。1畝で例年25~35kg の玄米を収穫できます。
農業体験ができます
オーナーは、田植え、草取り、稲刈りに参加できます。体験日には生きもの観察会も開催します。
田植え体験 | 6月17日(土) |
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草取り体験&生きもの観察会 | 6月24日(土) 7月1日(土) 7月8日(土) |
収穫体験 | 10月21日(土) |
※1 畝あたり2 人まで参加できます。
※稲の生育によってイベント日が前後する可能性があります。
※雨天のときは翌日曜日に延期します。
※必要に応じて草取りの日を増やします。
ライブ映像配信で、自分の田んぼが見られます
田んぼのようすはインターネットカメラでライブ配信しています。企業のホームページでもQRコードや埋め込みライブ映像の配信ができます。
1反以上はオーナー限定の田んぼに
1反(1,000 ㎡)以上のオーナーになっていただくと、決められた自分たちの田んぼで草取りなどの農作業ができ、そこで収穫したお米はほかと区別してお届けします。ご近所さんや企業などでまとまってお申込ください。
貸し切りイベントも承ります
1反以上のオーナーには、指定日以外にも貸し切りイベントをご用意できます。
2023年のスケジュール
6月17日(土) 草取りイベント
6月24日(土)、7月1日(土)、7月8日(土) 収穫イベント
10月21日(土)
11月 お届け2回目(一反オーナーのみ)
翌年2月 お届け3回目(一反オーナーのみ)
翌年2月
※稲の生育によってイベント日が前後する可能性があります。
※雨天のときは翌日曜日に延期します。
※必要に応じて草取りの日を増やします。
減農薬栽培オーナーも募集します
自然栽培よりも収量が増えて、天候などの変動を少なくできます。こちらは1反(1,000㎡) 単位で募集します。
1反で380~480kgの玄米を収穫できます。カフェや飲食店などでご利用いかがですか?なお、減農薬栽培の田んぼではイベントはおこないません。
料金表
基本料金 | 1口 5,500円/年 | |
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お米の料金 | 自然栽培 1反(1,000㎡) 250,000円 1畝(100㎡) 25,000円 栽培期間中、無農薬で有機肥料を使います。 将来的には有機JAS認定をめざしています。 |
減農薬栽培 1反(1,000㎡) 165,550円 農薬を減らし化学肥料を使います。 |
料金に含まれるもの | 自然栽培 ・お米代 ・イベント参加費(保険料含む) ・お米配達代 |
減農薬栽培 ・お米代 ・お米配達代 ※減農薬栽培の場合イベントはありません |
配達 | 京都市内(京北を除く)は配達無料 ・配達は1口1か所まで。1反オーナーの場合も配達先は1か所までです。 ・1反オーナーには11月、2月、5月の3回に分けて配達します(白米or玄米)。日時は指定できません。不在の場合は置配とします。 ・1反未満オーナーには11月に新米をお届けします(白米or玄米)。 ・指定引取場所での受け取りもできます(無料)。 指定引取場所:NPO法人木野環境 事務所(京都市下京区葛籠屋町515番地1) ※お届け場所の追加や、京都市外への配達、宅配便によるお届けを希望される場合は別途費用がかかるためご相談ください。 |
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その他 | ・品種は「ひのひかり」を使って栽培します。 ・玄米を白米に精米すると、約1割が米ぬかとして削られます。 ・田んぼの3~5年の長期契約も受け付けています。(割引あり) |
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オプション料金 | 【1反以上のオーナー限定】 •指定日以外で田植え、草とり、収穫の貸し切りイベントを実施する場合 11,000円/回 •指定日以外で環境学習会を実施する場合 33,000円/回 •プロの写真家による撮影(半日) 33,000円/回 •田んぼにライブカメラの設置(先着2組) |
ライブカメラ
一反オーナーさんの田んぼの様子は、ライブカメラで見ることができます。
新しいウィンドウでライブカメラを見る
新しいウィンドウでライブカメラ2を見る
別ページでは、それぞれ田植え開始からのビデオ早送り映像もご覧いただけます。
注意事項
- 水田管理には万全を期しておりますが、もし天候や災害、害虫や獣害の被害により収量が大幅に減ってしまっても補償はいたしませんのでご了承ください。
- お申込後、こちらから確認のご連絡と、請求書の発行をいたします。振込手数料はご負担いただきますようお願いいたします。振り込んでいただいた時点で取引成立とし、原則返金はいたしません。ただし、貸し切りイベント、プロの写真家による撮影、お弁当、格付け検査、お届け先の追加については十分前もってキャンセルのご連絡をいただければその限りではありません。返金の際も振込手数料のご負担をお願いいたします。
過去の記録
2021年生きもの観察会(第1回)
2021年8月7日
2021年8月7日、くもり時々雨、気温34℃、水温24℃の環境で、生きもの観察会をしました。田んぼとあぜ道にはこんな生きものがいました。
田んぼにいた生き物
- ジャンボタニシの写真ジャンボタニシ 田んぼで多く見つかりました。葉の柔らかい草を食べるので、田植え後に水の深かった一角はイネの苗も食べられてしまいました。写真左はピンク色の卵。外来種で和名スクミリンゴガイ。
- クサガメの写真 クサガメ 田んぼで大小3匹見つかり、水槽に入れて子どもたちとしっかりふれあった後、逃がしてあげました。田んぼではジャンボタニシも食べているようです。
- シオカラトンボの写真 シオカラトンボ 農薬をまいていない田んぼにはエサの虫も多いので、たくさん飛んできていました。オスが水色、メスが黄色とまるで別の種類のようです。
- アジアイトトンボの写真 アジアイトトンボ 細いおしりの先が水色のきれいなイトトンボ。オスとメスとで交尾をするとハートの形に見えます。
- アメリカミズキンバイの写真 アメリカミズキンバイ 田んぼに一番多かった外来種の雑草で、みんなで悪戦苦闘。茎を折ると断面が三角でヒレがついたように見えます。別名ヒレタゴボウ。
- イヌビエの写真 イヌビエ イネによく似た姿で見分けにくく、草取りを免れやすい草です。今回は出穂していて緑色も濃くて、違いが分かりました。
- カヤツリグサの写真 カヤツリグサ イネに紛れて生えていて、根元はイネと見分けにくかった草です。線香花火のような穂がついているものもありました。
- コナギの写真 コナギ 横に広がって生えていて、取りにくい草。除草剤に弱く、農薬をまいている田んぼでは育ちません。
- チョウジタデの写真 チョウジタデ アメリカミズキンバイの仲間の在来種。茎が紅紫色で、黄色い花が咲きます。別名タゴボウ。
あぜ道にいた生き物
- コガネグモの写真 コガネグモ 立派な巣をはって、ヤブガラシに集まる虫を捕まえていました。大きくて派手なのがメス。オスはもっと小さくて地味です。
- イチモンジセセリの写真 イチモンジセセリ 幼虫がイネの葉っぱをつづってその中に棲み、葉っぱを食べるので、田んぼ周辺で多く見られるチョウです。はねに白い一文字の模様があります。
- マメコガネの写真 マメコガネ 小さなコガネムシの仲間で、ヤブガラシの蜜に集まっていて、たくさん見つかりました。
- ドウガネブイブイの写真 ドウガネブイブイ あぜ道で死体にアリが群がっているところも見つけました。(ひょっとしてアオドウガネ?)
- ウシアブの写真 ウシアブ 一見ハチのように見えますが、緑色の大きな目が特徴的なアブです。
- セスジスズメの幼虫の写真 セスジスズメの幼虫 ヤブガラシの葉っぱを食べる、スズメガの幼虫です。10㎝ほどの大きな幼虫も見つかりました。
- ヤブガラシの写真 ヤブガラシ あぜ道に茂っていたつる性の植物。花に蜜があり、チョウやコガネムシなどたくさんの虫が集まっていました。
- カラスウリの写真 キカラスウリ 畑の脇に大きな実をたくさんつけていました。夏の夜に白いレースのようなきれいな花が咲き、秋に黄色の実になります。
- アキノエノコログサの写真 アキノエノコログサ 「ねこじゃらし」として知られるイネ科の雑草。熟した実を加熱するとポップコーンのようにはじけます。
2021年生きもの観察会(第2回)
2021年10月2日(晴れ)
稲刈り前の草刈りの日に、田んぼやその周辺のあぜ道で、いろんな生き物が見つかりました。無農薬なので雑草も生えますが、小さな虫たちがいて、それを食べるカエルなどもいる、生き物でにぎわう田んぼでした。
田んぼにいた生き物
- ハネナガイナゴの写真ハネナガイナゴ 一番たくさん見つかったバッタで、子どもたちも上手に捕まえていました。イネを食べるイナゴは田んぼに多く、昔は食用にされていました。
- ヌマガエルの写真 ヌマガエル ぴょんぴょん逃げるので捕まえるのに苦戦しました。ツチガエルと似ていますが、お腹が白いのでヌマガエルと分かりました。
- ニホントカゲの写真 ニホントカゲ 田んぼの中からトカゲも見つかりました。無農薬の田んぼにすむ虫やクモなどを食べているようです。
- シオカラトンボ(ヤゴ)の写真 シオカラトンボ(ヤゴ) 水のない田んぼでも、シオカラトンボのヤゴが見つかりました。捕まえたヤゴは川の中に逃がしてやりました。
- カメ(足跡)の写真 カメ(足跡) 田んぼの土が露出している所には、カメが歩きまわった足跡が見事に残っていました。イネがあれば気づかない、貴重な田んぼのフィールドサインです。
- イヌビエの写真 イヌビエ 一番多く刈った雑草です。葉や茎はイネと似ていますが、種が目立つので、そこから株元を見つけて一気に刈り取りました。
- アメリカミズキンバイの写真 アメリカミズキンバイ 夏に最も茂っていた雑草です。夏に刈った根元から新しい茎が伸びた状態で、しぶとく残っていました。
- アゼガヤの写真 アゼガヤ 夏にはあまり目につかなかった雑草ですが、今回は細い穂からすっかり実を落としてしまった後の状態でした。
- イヌタデの写真 イヌタデ 道ばたにもよく見られる雑草ですが、田んぼの中で大きく育って花がついているものもありました。
あぜ道にいた生き物
- エンマコオロギの写真 エンマコオロギ あぜ道に積まれた枯れ草の上を歩くと飛び出してくるコオロギを捕まえました。秋らしい鳴き声も響いていました。
- アキアカネの写真 アキアカネ 赤いトンボが用水路の柵に止まっていました。すぐに飛んで逃げるので、なかなか捕まえられませんでした。
- カマキリの写真 カマキリ バッタやコオロギがいれば、それをねらうカマキリもいました。秋のカマキリは7割ほどハリガネムシが寄生しているそうです。
- ナナホシテントウの写真 ナナホシテントウ かわいらしいナナホシテントウもいくつか見つかりました。子どもたちは、黒い紋は本当に7つあるのか数えてみました。
- クサガメ(卵)の写真 クサガメ(卵) 田んぼ脇の土手に、カメの卵の殻がたくさん見つかりました。カメは土手の土の中に卵を産んで、赤ちゃんが出てきたようです。
- タヌキ(糞)の写真 タヌキ(糞) 枯れ草の上に動物のフンが見つかりました。こんなところにもタヌキが来るなんて驚きです。
- マメアサガオの写真 マメアサガオ 小さなアサガオのような姿をしている道ばたの雑草です。ヒルガオ科サツマイモ属で、北米原産の帰化植物です。
- イボクサの写真 イボクサ ツユクサの仲間でピンク色の小さな花をつける、田んぼの畦によく見られる雑草です。
- クサネムの写真 クサネム マメ科の水田雑草で、葉っぱはネムノキに似て、黄色い花をつけ、マメのような実がたくさんついていました。