お申し込み

2025年版ウェブ申込フォーム

申込期限:2025年10月10日まで(ただし用意した田んぼが埋まり次第締め切ります)
電話(075-708-8061)やFAX(075-708-8062)、メール(mytanbo●kino-eco.or.jp)(●を@に変換)での受付もしています。
体験イベントは5月から順次開催しますが、栽培開始後もオーナーになっていただけますのでお問い合わせください。

自然栽培の田んぼのオーナーになるとできること

1畝からオーナーになれます

1畝(100㎡)単位で募集します。1畝で例年25~35kg の玄米を収穫できます。

2025年のスケジュール

オーナーは、田植え、草取り、稲刈りに参加できます。

はじめの一歩コース(京北)
田植え 5月11日(日)
稲刈り 9月7日(日)
はじめの一歩コース(向島)
田植え 6月14日(土)
稲刈り 10月25日(日)
無農薬コース(向島)
田植え準備6月7日(土)
田植え6月14日(土)
草取り6月21日(土)6月28日(土)10月11日(土)
稲刈り10月25日(日)

※稲の生育によってイベント日が前後する可能性があります。
※必要に応じて草取りの日を増やします。

ライブ映像配信で、自分の田んぼが見られます

田んぼのようすはインターネットカメラでライブ配信しています。

コース詳細

コース はじめの一歩コース(京北・向島) 無農薬コース(向島)
特徴 田植えと収穫の体験を行い、除草作業は農家にお任せします。 除草剤・化学肥料を使わず米作りをします。このコースの参加者には草取りに積極的に参加する(責任をもつ)ことを求めます。
場所 向島(京都市伏見区)
京北(京都市右京区)
*参加場所を選んでお申込みください。
向島(京都市伏見区)

*向島のみでの実施です。
対象 お子様やはじめの一歩の方におすすめです。 本格的に取り組みたい方におすすめです。
基本料金 5,500円/年
1畝あたり2名または家族が目安です。
参加料金 1畝(約100㎡) 25,000円
料金に含まれるもの ・田植え・稲刈り体験
・レクリエーション保険
・お米
・お米の配達(京都市外・時間指定宅配は有料)
・田植え・稲刈り体験・草取り作業
・レクリエーション保険
・お米
・お米の配達(京都市外・時間指定宅配は有料)
栽培方法 ・京北のみバイオ液肥(京北めぐる液肥)使用
・低農薬栽培
・栽培期間中農薬、化学肥料を使わない
・有機肥料使用
・アイガモによる除草
その他 ・1口1畝としてお申込みいただきますが、個人の区画を区切って作業するものではありません。
全員で全体の作業を行います。各コースごとの全体の収量のうち、1畝分の収量を分配します。
・向島の「はじめの一歩コース」の体験は、無農薬無化学肥料の田んぼ(無農薬コースと同じ田んぼ)で行います。
・「無農薬コース」の田んぼは複数か所あるため、田植え、稲刈りは1か所の田んぼで行い、草取り作業は各田んぼの状況に応じて、その都度作業田んぼを変えます。
・別途、ソーラーシェア債の購入収穫祭(アイガモ解体ワークショップ付)にも優先的に参加していただけます。お米だけでなくエネルギーやお肉も自給する挑戦です。
・ソーラーシェアで発電した電気は「みんな電力(株式会社UPDATER)」に売却しています。

田んぼへのアクセス

向島への行き方

・向島駅から近鉄バス約8分「清水町北」下車徒歩5分

*2024年度までの田んぼとは異なります。
*無農薬コース参加の方は他の田んぼでの作業もあります。その場合は上記地点より送迎します。

京北への行き方

・京北ふるさとバス「島崎」バス停から徒歩1分

・次の時間のバスのご利用で間に合います。

JRバス 8:30 京都駅発~9:54 京北合同庁舎前着

京北ふるさとバス 10:03 京北合同庁舎前発~10:05 島崎着

*バスの時刻は2025年1月現在のものです。

ライブカメラ

田んぼの様子は、ライブカメラで見ることができます。

新しいウィンドウでライブカメラを見る 新しいウィンドウでライブカメラ2を見る

別ページでは、それぞれ田植え開始からのビデオ早送り映像もご覧いただけます。

注意事項

  • 水田管理には万全を期しておりますが、もし天候や災害、害虫や獣害の被害により収量が大幅に減ってしまっても補償はいたしませんのでご了承ください。
  • お申し込み後、1週間以内に確認のご連絡をします。万が一、連絡がない場合はお問合せください。1回目の作業のご案内をする頃に、振込のご案内をする予定です。振込手数料はご負担いただきますようお願いいたします。振り込んでいただいた時点で取引成立とし、原則返金はいたしません。

過去の生きもの調査の記録

2021年生きもの観察会(第1回):2021年8月7日

2021年8月7日、くもり時々雨、気温34℃、水温24℃の環境で、生きもの観察会をしました。田んぼとあぜ道にはこんな生きものがいました。

田んぼにいた生き物

  • ジャンボタニシの写真ジャンボタニシ 田んぼで多く見つかりました。葉の柔らかい草を食べるので、田植え後に水の深かった一角はイネの苗も食べられてしまいました。写真左はピンク色の卵。外来種で和名スクミリンゴガイ。
  • クサガメの写真 クサガメ 田んぼで大小3匹見つかり、水槽に入れて子どもたちとしっかりふれあった後、逃がしてあげました。田んぼではジャンボタニシも食べているようです。
  • シオカラトンボの写真 シオカラトンボ 農薬をまいていない田んぼにはエサの虫も多いので、たくさん飛んできていました。オスが水色、メスが黄色とまるで別の種類のようです。
  • アジアイトトンボの写真 アジアイトトンボ 細いおしりの先が水色のきれいなイトトンボ。オスとメスとで交尾をするとハートの形に見えます。
  • アメリカミズキンバイの写真 アメリカミズキンバイ 田んぼに一番多かった外来種の雑草で、みんなで悪戦苦闘。茎を折ると断面が三角でヒレがついたように見えます。別名ヒレタゴボウ。
  • イヌビエの写真 イヌビエ イネによく似た姿で見分けにくく、草取りを免れやすい草です。今回は出穂していて緑色も濃くて、違いが分かりました。
  • カヤツリグサの写真 カヤツリグサ イネに紛れて生えていて、根元はイネと見分けにくかった草です。線香花火のような穂がついているものもありました。
  • コナギの写真 コナギ 横に広がって生えていて、取りにくい草。除草剤に弱く、農薬をまいている田んぼでは育ちません。
  • チョウジタデの写真 チョウジタデ アメリカミズキンバイの仲間の在来種。茎が紅紫色で、黄色い花が咲きます。別名タゴボウ。

あぜ道にいた生き物

  • コガネグモの写真 コガネグモ 立派な巣をはって、ヤブガラシに集まる虫を捕まえていました。大きくて派手なのがメス。オスはもっと小さくて地味です。
  • イチモンジセセリの写真 イチモンジセセリ 幼虫がイネの葉っぱをつづってその中に棲み、葉っぱを食べるので、田んぼ周辺で多く見られるチョウです。はねに白い一文字の模様があります。
  • マメコガネの写真 マメコガネ 小さなコガネムシの仲間で、ヤブガラシの蜜に集まっていて、たくさん見つかりました。
  • ドウガネブイブイの写真 ドウガネブイブイ あぜ道で死体にアリが群がっているところも見つけました。(ひょっとしてアオドウガネ?)
  • ウシアブの写真 ウシアブ 一見ハチのように見えますが、緑色の大きな目が特徴的なアブです。
  • セスジスズメの幼虫の写真 セスジスズメの幼虫 ヤブガラシの葉っぱを食べる、スズメガの幼虫です。10㎝ほどの大きな幼虫も見つかりました。
  • ヤブガラシの写真 ヤブガラシ あぜ道に茂っていたつる性の植物。花に蜜があり、チョウやコガネムシなどたくさんの虫が集まっていました。
  • カラスウリの写真 キカラスウリ 畑の脇に大きな実をたくさんつけていました。夏の夜に白いレースのようなきれいな花が咲き、秋に黄色の実になります。
  • アキノエノコログサの写真 アキノエノコログサ 「ねこじゃらし」として知られるイネ科の雑草。熟した実を加熱するとポップコーンのようにはじけます。

2021年生きもの観察会(第2回):2021年10月2日(晴れ)

稲刈り前の草刈りの日に、田んぼやその周辺のあぜ道で、いろんな生き物が見つかりました。無農薬なので雑草も生えますが、小さな虫たちがいて、それを食べるカエルなどもいる、生き物でにぎわう田んぼでした。

田んぼにいた生き物

  • ハネナガイナゴの写真ハネナガイナゴ 一番たくさん見つかったバッタで、子どもたちも上手に捕まえていました。イネを食べるイナゴは田んぼに多く、昔は食用にされていました。
  • ヌマガエルの写真 ヌマガエル ぴょんぴょん逃げるので捕まえるのに苦戦しました。ツチガエルと似ていますが、お腹が白いのでヌマガエルと分かりました。
  • ニホントカゲの写真 ニホントカゲ 田んぼの中からトカゲも見つかりました。無農薬の田んぼにすむ虫やクモなどを食べているようです。
  • シオカラトンボ(ヤゴ)の写真 シオカラトンボ(ヤゴ) 水のない田んぼでも、シオカラトンボのヤゴが見つかりました。捕まえたヤゴは川の中に逃がしてやりました。
  • カメ(足跡)の写真 カメ(足跡) 田んぼの土が露出している所には、カメが歩きまわった足跡が見事に残っていました。イネがあれば気づかない、貴重な田んぼのフィールドサインです。
  • イヌビエの写真 イヌビエ 一番多く刈った雑草です。葉や茎はイネと似ていますが、種が目立つので、そこから株元を見つけて一気に刈り取りました。
  • アメリカミズキンバイの写真 アメリカミズキンバイ 夏に最も茂っていた雑草です。夏に刈った根元から新しい茎が伸びた状態で、しぶとく残っていました。
  • アゼガヤの写真 アゼガヤ 夏にはあまり目につかなかった雑草ですが、今回は細い穂からすっかり実を落としてしまった後の状態でした。
  • イヌタデの写真 イヌタデ 道ばたにもよく見られる雑草ですが、田んぼの中で大きく育って花がついているものもありました。

あぜ道にいた生き物

  • エンマコオロギの写真 エンマコオロギ あぜ道に積まれた枯れ草の上を歩くと飛び出してくるコオロギを捕まえました。秋らしい鳴き声も響いていました。
  • アキアカネの写真 アキアカネ 赤いトンボが用水路の柵に止まっていました。すぐに飛んで逃げるので、なかなか捕まえられませんでした。
  • カマキリの写真 カマキリ バッタやコオロギがいれば、それをねらうカマキリもいました。秋のカマキリは7割ほどハリガネムシが寄生しているそうです。
  • ナナホシテントウの写真 ナナホシテントウ かわいらしいナナホシテントウもいくつか見つかりました。子どもたちは、黒い紋は本当に7つあるのか数えてみました。
  • クサガメ(卵)の写真 クサガメ(卵) 田んぼ脇の土手に、カメの卵の殻がたくさん見つかりました。カメは土手の土の中に卵を産んで、赤ちゃんが出てきたようです。
  • タヌキ(糞)の写真 タヌキ(糞) 枯れ草の上に動物のフンが見つかりました。こんなところにもタヌキが来るなんて驚きです。
  • マメアサガオの写真 マメアサガオ 小さなアサガオのような姿をしている道ばたの雑草です。ヒルガオ科サツマイモ属で、北米原産の帰化植物です。
  • イボクサの写真 イボクサ ツユクサの仲間でピンク色の小さな花をつける、田んぼの畦によく見られる雑草です。
  • クサネムの写真 クサネム マメ科の水田雑草で、葉っぱはネムノキに似て、黄色い花をつけ、マメのような実がたくさんついていました。