滋賀県農村の魅力発信プロモーション事業

滋賀県農村の魅力発信プロモーション事業

背景

過疎化や高齢化の課題を抱える滋賀県内の農山村において、地域の活気を取り戻すため、住民による活性化の取り組みや、空き屋の利活用、NPO法人などによる活性化の取り組みなどが行われつつある。

本業務では、滋賀県の農山村がもつ魅力を広め、さらに地域の活性化に寄与できる取り組みを行う。

具体的には、滋賀県内各地の農山村で実施されている、それらの地域活性化を目指した活動や、地域にある魅力的な資源（人や文化、自然環境、既存の施設など）を調査し、Blogなどのウェブ媒体の活用と、リーフレットによる紙媒体での発信、見本市への出展など幅広い手法での発信を行う。

また、地域資源の調査に基づいて、コミュニティビジネスの可能性を探り、地域活動の支援を実施する。

事業概要

1. 地域資源の調査
2. 情報発信
   • ウェブページ「田舎体験しが」のコンテンツ充実
   • リーフレット制作「こいこい滋賀」の発行（年間4号を発行）
   • BlogとTwitter連動による情報発信
3. 県内・京阪神・中部・東京などへのPR活動
   • ふるさと回帰フェア（大阪・東京）
   • ふるさと情報プラザ（東京有楽町）
   • 田舎暮らしフェスタ
   • 田舎暮らしシンポジウム への出展を実施
4. コミュニティビジネスの可能性検討
   • 滋賀の農山村に根ざした商品の通信販売実施検討
   • 生産者・消費者交流会の開催
   • 地域活性化へ向けた取組み支援

下記のウェブページより情報発信を行っている。

• website：田舎体験しが
• Blog：【しが】農村の魅力発信！
• Twitter：@shigamiryoku

効果

滋賀県内約100地点の農産漁村に関わる団体や個人について取材を行い、ウェブページおよびリーフレット等の媒体で情報発信を行った。

また、滋賀県にこだわって商品を作り出す生産者に焦点をあて、ネット通販を実施する「湖国の里山」や新江州株式会社による季刊冊子「M・O・H通信」と連携し、生産者のストーリーとともに情報発信した。

また、2011年3月には生産者と消費者をつなぐ交流会を、多賀町の庄屋屋敷で開催し69名の参加者を得た。

今後の展開

2011年度も引き続き事業受託しており、地域情報の発信を強化すると共に、引き続きリーフレット「こいこい滋賀」を発行。

また、地域課題の解決に繋がるコミュニティビジネスの展開や地域活動を支援する活動に重きを置いて事業を実施中（2011年8月時点）。