滋賀県農村の魅力発信プロモーション事業 2011
事業実施時期 | 2011年4月1日〜2012年3月31日 |
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事業名 | 平成23年度第2号 農村の魅力発信プロモーション業務 |
共同実施主体(又はクライアント) | 滋賀県(担当:農政水産部農業振興課) |
背景
過疎化や高齢化の課題を抱える滋賀県内の農山村において、地域の活気を取り戻すため、住民による活性化の取り組みや、空き屋の利活用、NPO法人などによる活性化の取り組みなどが行われつつある。
本業務では、滋賀県内各地の農山村で実施されている、それらの地域活性化を目指した活動や、地域にある魅力的な資源(人や文化、自然環境、既存の施設など)を調査し、広く都市部へと発信することで、滋賀県の農山村がもつ魅力を広め、さらに地域の活性化に寄与できる取り組みを行う。また、地域資源の調査に基づき、コミュニティビジネスの活動支援を行なうなど、地域・主体間での連携に資する。
事業概要
- (1)地域資源の調査
- (2)情報発信
- ウェブページ「田舎体験しが」のコンテンツ充実
- 情報誌の発行 -リーフレット制作・BlogとTwitter連動による情報発信
- (3)県内・県外への広報活動
- ふるさと回帰フェア(大阪・東京)
- 田舎暮らしフェスタ
- 田舎暮らしシンポジウム への出展を実施
- (4)コミュニティビジネスの可能性検討(マキノ町野口地区にてWS等の活動実施)
- (5)地域活動のネットワークづくり交流会、成果報告会などの会合を企画・開催
なお、事業実施には、「滋賀県ふるさと雇用再生特別推進事業」のもと、2名の新規雇用を行う。
効果
滋賀県内50箇所の農産漁村に関わる団体や個人について取材を行い、ウェブページおよびリーフレットの紙媒体で情報発信を行った。また、地域活性化を目指して活動している高島市マキノ町野口集落と協力し、地域での都市住民受け入れイベント「田舎たいけん野口」を開催。地域産品である炭を使った石けんづくりを提案するなど、地域活動支援を行った。また、県内の各取り組みをネットワークするための交流会を開催したり、活動連携の提案を行うなど、取材から得られた情報をつなぐ活動を行った。
今後の展開
業務自体は終了したが、高島市マキノ町野口地区での活動は続けられており、地元の一般社団法人と協力しながら地域支援を行う。また作成していたリーフレットは講評を得ており、何らかの形で手法活用できる事例へと展開をしていきたい。