過剰梱包・包装撲滅委員会
- 梱包材削減
- 京都市ごみ減量推進会議の助成事業
- アンケート
過剰梱包・包装撲滅委員会
事業実施時期 | 2008年7月〜2009年3月 |
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事業名 | 過剰梱包抑制事業 |
共同実施主体(又はクライアント) | NPO法人環境安全センター(京都市ごみ減量推進会議助成事業) |
背景
京都精華大学の学生さんから、「梱包材を削減したい」という相談があった。彼は通信販売で物を購入した際、母親にごみが増えることを怒られ、自分自身もごみ問題に悩んでいた。そこで、廃棄物問題に取り組んでいるNPO法人環境安全センターと提携し、NPO法人環境安全センターの事業として、京都市ごみ減量推進会議の助成事業を利用し、調査と減量のための仕組みを作成した。
事業概要
インターネットで通信販売をしたことがある人600名にアンケートを行い、どのような場合、過剰梱包と感じているかを分析した。ウェブサイト「過剰梱包・包装撲滅委員会」を開設し、アンケートの内容を掲載。また市民から過剰梱包の情報収集(写真添付型投稿)を行っており、Emailに添付して指定アドレスに送るだけで、ウェブサイト上に「過剰梱包」が簡単に投稿される仕組みである。
効果
アンケートでは、進物でも受け取る側は簡易な梱包でも良いとしているが、送り主側の場合には丁寧な梱包を望む結果になった。過剰梱包がウェブサイトに多数投稿されることにより、社会的に周知され、梱包発送する側の梱包材使用抑制につながることを期待している。
今後の展開
完成したウェブは、自動的に運営出来る仕組みなっているが、よりよい運営のためには、広報や中身の充実をする必要がある。